『赤い欠片の謎』舞台設定

 
ソード・ワールド2.0 キャンペーン『赤い欠片の謎』舞台設定
 
――舞台設定、アイテムデータ
レギュレーション、PC、シナリオ記録はSW2.0『赤い欠片の謎』
 
18/03/17更新。10年前の戦い、〈国境の谷〉、ハニーについて記述。地図は描く描く詐欺。
11/03更新。追加記述は銀行のあたりのみ。地図はもっと暇な時に描きたい。
04/08作成。レギュレーションページから分割。
いいかげん国を王国ということに決めたり〈出会いの街〉の街並みの設定を作成。
 

舞台設定

 剣の世界ラクシアのどこかにある地方。
 おそらくテラスティア大陸ではないが、古代神・大神はテラスティアと同じように信仰されており、
 大神を信仰するプリーストによる神聖魔法の消費MP増加(『Ⅲ改』P193)は発生しない。
 一方ルールブックに記載されている小神はいずれもほとんど信仰されておらず、消費MP増加が発生する。
 あえて小神を信仰しつつ消費MPを抑えたければほこらや布教で頑張ること。
 

〈王国〉

 舞台となる地方を治める国。
 

徴兵制度

 〈王国〉では兵役が課せられている。
 体格などの徴兵審査に合格した者のみ徴兵されるが、実績などで一部審査を免除される場合がある。
 期間は18歳から2年間。退役後は予備役に編入。
 事情でより遅く/早く兵役につく人もいれば、傭兵を代わりに雇って代わりにする人もいる。
 

〈大破局〉時代のこの地方

 他の場所と同じくかなりの規模で破壊と略奪が発生するも、
 勇者が聖剣を手に蛮族の大軍を討ち払ったため人族の全滅は免れた、という伝説が残っている。
 わずかな文献には“海から赤の軍団が押し寄せた”という記述も。
 

10年前の戦い

 10年前にも蛮族の侵略があり、逆に相手勢力を討ち滅ぼして人族が勝利した。
 

〈出会いの街〉

 キャンペーンのホームタウン。その名前の由来には諸説あるとか。
 海も森も近いため資源が豊か。街道と港で、人の行き来や物流も活発。
 

その街並み

 大きくふたつの大通りとひとつの広場、みっつの区画から成り立っている。
 街を南北に貫き、街道と接続する〈旅人通り〉。
 街の中心部から東の港へと延びる〈船出通り〉。
 これらふたつの大通りが交わる〈守りの剣の広場〉。
 〈旅人通り〉の西側、領主や官僚、豪商が邸宅を構える〈白の区画〉。
 〈船出通り〉の北側、魔法使いや生産職の従事者が集まる〈緑の区画〉。
 〈船出通り〉の南側、にぎやかだが治安の悪い地域もある繁華街〈赤の区画〉。
 

〈銀の鎚亭〉

 〈出会いの街〉に存在する、PCたちが所属する「冒険者の店」。
 〈赤の区画〉にあり〈船出通り〉に面している。
 3階建てで、1階は酒場を兼ねており料理も供される。2階から上は宿屋。
 看板料理はオマール海老のパエリア(15ガメルでボリュームたっぷり)。
 懐具合が厳しい冒険者は麦粥で飢えをしのぐ。香草で風味付けしてあるのがこの店流。
 

マックスウェル・エディスン(人間/男/50歳)

 〈銀の鎚亭〉亭主。いかついが度量の広い元冒険者。料理の腕もいい。
 カウンターの後ろの棚に使い古された銀製のウォーハンマーを飾っている。
 

ジョウン・エディスン(人間/女/15歳)

 〈銀の鎚亭〉ウェイトレス。マックスウェルの娘。
 マギテック協会の学校に通っている。
 噂好きで夢見がち。
 

ハニー(自称天使/女/?歳)

 流星となって落下してきたのを谷で見つけた。
 勇者の応援にとティダン神の方から派遣されてきた、らしい。
 主に〈銀の鎚亭〉周辺をうろうろしている。
 

魔術師ギルド

 〈出会いの街〉〈緑の区画〉に存在する魔術師ギルド。
 学校としての機能もあるが重労働で危険度が高く最悪死ぬ。
 

モスリン(タビット/男/45歳)

 魔術師ギルドの導師。
 元冒険者。陰険。
 

マギテック協会

 〈出会いの街〉〈緑の区画〉に存在するマギテック協会。
 学校としての機能もあるが授業料は高め。
 

衛視隊

 〈出会いの街〉の治安維持を担う組織のひとつ。
 主に市街地での犯罪に対処する。
 冒険者へアウトソーシングするケースが多い。
 本部は〈白の区画〉。
 

国軍・出会いの街守備隊

 衛視隊と並んで〈出会いの街〉の治安維持を担う組織。
 主に蛮族や他国の侵攻に備えている他、徴集兵の訓練も行っている。
 冒険者へアウトソーシングするケースが多い。
 本部は〈白の区画〉。
 

ロレンソ・オルテガ(人間/男/60歳)

 国軍・出会いの街守備隊・渉外担当官。
 10年前、蛮族の侵略から片腕を犠牲に市街を死守した街の英雄。
 覆面にマントがトレードマーク。
 

ライフォス神殿

 〈出会いの街〉〈守りの剣の広場〉に存在する、街で一番大きな神殿。
 

貧民街

 〈出会いの街〉〈赤の区画〉のもっとも外縁部に存在する貧民街。
 病が流行ったこともあり、当局には対策が求められる。
 さらにブラグザバス神官の潜伏が明らかとなり、その気運はさらに高まっている。
 

ミゾン銀行

 〈出会いの街〉〈赤の区画〉では場違いなほど立派な白い建物。
 

ミゾン(ハイマン/男/不詳)

 若く魅力的、しかし険のある顔立ちは老人のような印象を与える銀行頭取。
 リラの他、チンピラのような男たちを従えている。
 

リラ(ルーンフォーク/女/不詳)

 ミゾンに仕えるメイド姿の女性。それなりの腕の魔動機師であり射手。
 

〈チューグラント〉

 〈出会いの街〉から街道を使って西へ2日、さらに南へ1日の距離にある中ぐらいの街。
 “守りの剣”も存在する城塞都市。
 人口は6000ほどだが、有事の際には2万ほどが住める。
 〈出会いの街〉より国の中心に近いため、そちらからの交易品が豊富。
 

〈チューグラント〉の魔術師ギルド

 〈チューグラント〉北部に存在する魔術師ギルド。
 元は修道院か何かだった建物を再利用しており、規模の大きな「私塾」という印象。
 

サーシャレン(エルフ/女/不詳)

 〈チューグラント〉の魔術師ギルドの導師。
 出会いの街のモスリン導師の師匠。
 

〈切り株村〉

 〈出会いの街〉から徒歩2日の距離にある小村。主産業は林業。
 名前の由来は切り株の形をした切り株山があるから。
 

〈鹿狩り森〉

 〈出会いの街〉から南に徒歩半日の距離にある森。
 上流階級の人たちが狩猟に利用する森で、庶民は基本的に入れない。
 

〈国境の谷〉

 〈出会いの街〉から北に徒歩1週間の距離にある谷。
 10年前当時の蛮族勢力との境目に位置し、激しい戦場になった。
 ハルピュイアなどが棲みついている。
 

蛮族の領域

 この地方でもっとも有力な蛮族であるカイ・クバードという名のドレイク種の根城。
 最近は人族ともぶつかっておらず、詳しい場所は不明。
 

エミナ(ラミア/女/19歳(外見))

 カイ・クバードに仕える蛮族。
 グラップラー3、ソーサラー2、スカウト1、セージ1(第5話)。
 
 
 

オリジナルアイテム

〈ダンディの聖なる十字弓〉  基本取引価格:8,000(非売品)
知名度:16  形状:弓床が2つ並ぶ、矢倉を備えた弩
概要:一度に2本の太矢を放つ  製作時期:魔動機文明
用法:2H  必筋:15  命中:+1  威力:30  C値:10  追加D:5
効果:
これは、カテゴリ〈クロスボウ〉のBランク武器で、魔法のアイテムです。
矢倉に12本までの〈太矢〉を装填しておけます。
この武器で射撃攻撃を行う際、装填してある中から、一度に2本の任意の〈太矢〉を消費します。
この武器による射撃攻撃が命中した場合、ダメージの決定を2回行い、好きな方の結果を適用できます。
補足:
装填は主動作で、装備している〈矢筒〉や〈えびら〉から12本までの任意の本数装填できます。
装填し、消費するのはクロスボウ用の〈矢弾〉なら〈太矢〉以外でも構いません。
ただし一度に消費できるのは同じ種類の〈矢弾〉のみです。
(例えば、〈太矢〉と〈銀の太矢〉を同時に消費することはできません)
装填中に衝撃が加わっても暴発しません。
 
〈クーラーボックス〉  基本取引価格:5,000(非売品)
知名度:10  形状:白い箱
概要:アイテムを腐らせない  製作時期:魔動機文明
効果:
これは、魔法のアイテムです。
30個までの〈保存食〉または薬品類のアイテムを収納できます。(〈保存食〉は1日分で1個の計算)
このアイテムに収納したアイテムは、いかなる原因でも腐ることがありません。

  • 最終更新:2018-03-17 21:56:31

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